中国ではコウモリを食べる!?日本では考えられない食用動物とは?

中国ではコウモリを食べるのが?その他、市場で食用として売られている日本では考えられない野生動物について調べました。

中国ではコウモリを食べるのか?

結論から言うと、中国でコウモリは食べられています。

コウモリは広東料理では高級食材とされされ、台湾では屋台で焼いたコウモリも売られています。

しかし、実はコウモリを食べるのは中国だけではありません。

私たちに馴染みのあるラオスやカンボジア、フィリピンなどのでもコウモリを食べるところもあります。他にもパラオやアフリカにもコウモリを食べる習慣があるそうです。

コウモリは鶏肉のような食感で、味はレバーや焼き魚の血合い(黒い部分)のような少し血なまぐさい味がするそうです。

2020年世界を騒がせている新種のコロナウィルスによる新型肺炎は「コウモリ」や「ヘビ」ではないかと言われています。

でもなぜ、他の国でも食べてられているのに、今回の新型コロナウィルスやSARSは中国から発生するのでしょうか。

個人的な予想ですが、他の国は野生動物を狩猟して、鮮度の高いまま食す事が多いのですが、中国は市場に集められ劣悪な環境で保管されているからだと思います。

中国の野生動物を扱う市場は、コウモリ以外にも色々な動物が集まってきます。

SARSも元々のウィルスはコウモリで、その糞からハクビシンを媒介として人間に感染したとも言われています。

市場で売られている食用の野生動物

2002年に猛威を振るったSARS(サーズ)は中国の広州の野生動物の市場が発生源とされています。

今回の新型コロナウィルスの発生源は武漢の海鮮市場の可能性が高いと報道されています。

海鮮市場なら今回は魚か?と思いましたが、この海鮮市場には食用の野生動物も売っているそうです。

海鮮類と野生動物が売っている市場は想像しただけで衛生状態の心配が尽きませんね。。

写真から見て取れるのはロバ、ハリネズミ、うさぎ、犬、キツネ、オオサンショウウオなどです。

漢字から判別できるのは孔雀、カンガルー、コアラ、ワニ、オオカミなどもあります。

全て合わせると112種類もの野生動物がこの武漢市場では売られていたそうです。

海鮮市場という報道でしたが、これは名称が「武漢華南海鮮卸売市場」というだけで、魚も野生動物も両方売られている事が分かります。

これらの野生動物の肉が加工されているものと、生きたまま売っているもが混在して売られているという事です。

つまり、日本で例えるならペットショップと生鮮売り場が同じ区画にあるという事です。

日本では考えられない事ですね。

これが中国で新型ウィルスが発生源になる要因なのかもしれませんね。

なぜ中国では色々な野生動物を食べるのか?

中国では「椅子以外の4本足」のものはなんでも食べるという言葉があるくらい、色々なものを珍味として食べます。

これは食料不足の時になんでも食べた事が要因や、中国4000年の歴史が作った食文化だとか諸説はあります。

しかし、逆に日本では高級とされる刺身などの「生魚」はほどんど食べないそうです。

日本に旅行に来ても刺身は勇気を出して食べるというものというイメージだそうです。

これは単に「食文化の違い」という問題だと思います。

しかし、新型ウィルスなどの問題はこれとは別問題だと個人的には思います。

中国政府はこの新型肺炎を受け、野生動物の販売を禁止するなどの措置を取っていますが、これはSARSの時にも同様の措置が取られていました。

時間が経ち、また同じ過ちを繰り返すというのはやはり違いますよね。

ゲテモノを「食べる」、「食べない」ではなく、市場のルールや環境整備など根本的な解決に力を入れて欲しいですね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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