試験の不安を解消し、実力を出し切るための心構えについてまとめました!
持ち物について(忘れ物の心配を解消する)
試験当日に必要なもの
最低限準備しているものとして、まず試験当日に必要なものです。
- 受験票・写真票
- 筆記用具
- 時計
- 携帯電話
- 財布
- ハンカチ、ティッシュ、マスク
- カイロ、防寒具
- メガネ・目薬
細かい持ち物については河合塾のチェックシートがおすすめです。
家にプリンターがない人も大丈夫です。手書きで作っちゃいましょう!
その方が頭に入っていいかもしれません。
忘れ物をしない事は大前提ですが、1番重要なのは「頭の中から忘れ物の心配を完全に解消すること」です。
チェックシートを使ってカバンの中の持ち物をチェックする時は実際に声に出して、手書きでチェックを付けましょう。
スマホでパッとみてパッと確認ではダメです。
「自分の声=耳」と「書いた文字=目」で確認する事でより脳内での確信が深まります。
これをできれば前日夜までに2回やりましょう。
もう一度言いますが、大事なことは「忘れ物していないか?という不安」を解消してあげるする事です。
持ち物で心配になったり、気になって夜何度も起きるという事が一番もったいないです。
声出し、手書きで実践してみる事をおすすめします!
試験当日あると意外に便利なもの
持って行くと意外に便利なものを紹介します。
チョコレートなど簡単に糖分補給できるお菓子です。
頭を使うのもエネルギーを消費するので休憩時間に補給しましょう。
お昼前の科目で、お腹がなりそうで(またはなってしまい)気になって試験に集中できなくなっては台無しです。
お腹がなりやすいひとはコンビニのスティックパンとか持って行くと、お菓子よりは適度にお腹にたまるので、お腹がなるのが防止できるのでオススメです。
次はイヤホン・ヘッドホンです。
休憩時間の「あの問題がああだこうだ」という話は百害あって一利なしです。
正解してようが、間違ってようが、答案用紙は後で変える事はできません。
余計なメンタルを消耗するだけです。
そういった雑音は遮断して、とにかく目の前の事に集中できる環境を整えましょう。
試験会場(下見をするのがベストです)
試験の〇〇分前に行く、交通経路などは当然調べているとは思いますが、それよりも大事なことは「試験会場の下見」です。
会場の雰囲気ではなく、家から会場までの道のりの話です。
おそらく試験当日は人の流れに乗れば、迷う、間違うという事は少ないと思います。
忘れ物と同じ考えで、できる限り不安は排除しましょうということです。
「初めて乗る路線」、「初めて降りる駅」、「初めて通る道」合っているのは分かっていても、なんとなく不安に感じるのが人間です。
一度行った事のある、通った事があるというのは大きなアドバンテージで安心に繋がります。
食事について(いつも通りを心がける)
試験前日や当日の食事についてネットを見れば、色々な情報があります。
勝つために「カツ」がいいとか、消化の良いものがいいとか、結局どっちなの?となりますよね。
私が思う結論は「普段通り」です。
食事なんてものは勉強と同じで毎日の積み重ねで成り立っています。
直前にたった1回特別なものを食べたからと言って何も変わりません。
だから普段通り、できればいつもの時間に食べましょう。
普段通り、ご飯食べて、風呂入ってリラックスして寝ましょう。これが一番です。
前日の勉強の詰め込みもあまり意味はないです。
まずは万全の体調で試験当日を迎える事が大事です。
自己採点について
センター試験や国家試験など2日間にわたる試験なども多くあります。
解答速報など情報がすぐに手に入るので、1日目の自己採点である程度の自分の点数が分かります。
この「自己採点するかしないか問題」についてですが、個人的にはしない方を強くオススメします。
「持ち物」の所でも少し触れましたが、基本的に「百害あって一利なし」だと思っています。
自己採点結果が悪ければ、当然その負の感情に引っ張られ2日目の試験を受ける事になります。これは最悪です。
「1日目が悪かったので、奮起して2日目を頑張る」という人はまずいないでしょう。そもそも奮起して点数が上がるわけではありません。
「平常心」で「実力を出し切る事」がなによりも大事です。
仮に自己採点がまあまあよかったとしましょう。
点数がよかったけど自信があった問題が間違っていた。
もしかしたら今年の平均点高くて実は自分は普通くらいなのかも?
もっと点数取れたと思ってたのにおかしい、そもそもこの解答速報間違ってる、ネットで調べてみよう。
など、ほんの少しのきっかけで「邪念」が湧いてくる余地はいくらでもあります。
自己採点しようが、しまいが結果は覆す事はできません。
1日目が終わったら、2日目の事に集中しましょう。
どうしても気になる人は2日目が終わってから自己採点すればいいのです。解答は逃げません。
試験の不安を解消する心構えのまとめ
以上、試験まで不安を解消する心構えについてでした。
試験は全員緊張するものなので、しつこいですが、いかに平常心で実力を出し切るかという事が重要です。
自分の力を出し切ってダメだったとしても、それは実力が足りていなかっただけです。また前を向いて再チャレンジできます。諦めて違う道に進む事もできます。
しかし、体調を崩したり、何かのきっかけでメンタルがやられ、実力を出しきれないまま結果がダメだったとしたら「本当は合格できていたのに」、「あの時のあれがなければ」とあなたはずっとその事に引きずられるかもしれません。
そういう意味でも「実力を出し切る」という事はとても重要です。
そのための「平常心」です。
試験直前にできる事は心と体を整える事だけです。
不安の要素を可能な限り排除して、普段通りの生活をして体調を整えて、鉛筆も新しいものではなくて、普段使っているものがいいかもしれませんね。
あなたが難しいと思った問題はみんなが難しいと思っています。
平常心で頑張りましょう。
あなたが試験で全力を出し切れる事を祈っております。
最後までご覧いただきありがとうございました。