関東での新型コロナウイルスで陽性となった感染者の足取りを追うと、共通項は【屋形船】である事が判明。屋形船はどこにあるのか?について調べてみました!
関東の感染者の共通項は「屋形船」
関係する感染者について整理してみました。
- 死亡した神奈川県70代の女性
- 都内タクシー運転手男性
- 都内50代女性
- 都内アルバイト男性
新型コロナウイルスのよる国内初の死者が出た関東ですが、この80代女性の義理の息子であるタクシー運転手の男性も感染が確認されました。❶、❷
そして、2月14日新たに東京都内在住の2名の感染が確認されました。❸、❹
これらの人々に中国への渡航歴はなく、感染源も不明とされていましたが、足取りを調べて行く中で共通項は「屋形船」である可能性が高いことが分かってきました。
新たに感染が確認された❸の都内女性は❶のタクシー運転手が所属する個人タクシー組合事務所で勤務しており、❶のタクシー運転手と業務で接触がありました。
同様に❹のアルバイト男性は屋形船のアルバイト従業員で、この❷のタクシー運転手が参加した新年会がこの屋形船で開かれたという事が分かり、❷の男性の妻もこの屋形船の新年会に参加していました。
❹の屋形船の従業員男性はこの新年会の前に中国武漢からのツアー客を接客したと話しており、渡航歴はないが、中国武漢との接触が見えてきました。
ここの流れを時系列で整理すると
中国武漢からのツアー客
↓
❹の屋形船のアルバイト男性
↓
新年会に参加した❷タクシー運転手とその妻
↓
- ❷の妻の母である❹の80代女性
- ❷勤務先の❸50代女性
という流れの予測を立てる事ができます。
この屋形船での新年会には約80名が参加しており、そのうち10名が肺炎の症状をうったえています。
この事からまだまだ関東での感染者が増える事は容易に想像できます。
感染のタクシー運転手、屋形船で新年会 新たに2人陽性https://t.co/e0Lda14X3l
→1月18日に屋形船で約80人が集まった城東地区の個人タクシー組合支部の新年会に出席していた
→新年会参加者のうち、約10人に発熱、肺炎などの症状が出ており、検査を進める— 産経ニュース (@Sankei_news) February 14, 2020
新年会の屋形船はどこなのか?
この屋形船については東京都が会見を開いているので東京都内の屋形船の会社を調べると
- 東京都港区
- 東京都中央区
- 東京都品川区
- 東京都江戸川区
- 東京都台東区
- 東京都墨田区
などに多く見られます。
コースとしては「お台場」や「浅草」を回遊するのが主流です。
どちらのコースも2時間30分くらいで食事付きみたいな感じです。
お花見の季節は隅田川から見る桜が有名ですね。ほとんどがこちらのコースになると思います。
「不穏なお花見in屋形船」
2019/3/31(日)12:30出航
集合場所 京浜運河 舟宿丸長さん
料金 10,800円2時間半のお花見コース(隅田川スカイツリーのあたりを周遊)
お食事、飲み放題付ドレスコード:桜の下に死体埋めてそうな不穏な装い
お申込みDMください(仮予約可)
3/15まで pic.twitter.com/N4lHV41vnF— KIKA (@GjthbhtdKika) February 14, 2019
あとは、夜のお台場やスカイツリーを回遊するコースが多いです。
停泊するのは品川区・港区・江東区あたりになるでしょうか。
2020/2/8 屋形船から眺めたオリンピックオブジェ。
レインボーブリッジと夜景と点燈したオリンピックオブジェがすごく綺麗でした🤗🌆✨#お台場 #レインボーブリッジ #東京タワー #オリンピック #五輪 #ライトアップ #屋形船 #写真好きな人と繋がりたい #ファインダー越しの私の世界 #東京カメラ部 pic.twitter.com/Jo3UlDQRf3— 気まぐれのリュウ☆ (@ryuichi_0817) February 12, 2020
ちなみに感染したタクシー運転手の方は個人タクシーの方で、「個人タクシー事業組合城南地区」所属しているそうです。
東京の城南地区とは
- 東京都品川区
- 東京都港区
- 東京都目黒区
- 東京都大田区
になるそうです。
正直な所、屋形船での新年会が開催されたのが1ヶ月前の事なので、地域を特定する事に意味はないと個人的には思います。
都内のタクシー運転手の件だけど、
・屋形船の新年会は1月18日
・その参加者の10名ほどが発熱などの体調不良1ヶ月前の集まりですよねえ…
これヤバいやつかな?
— のぶきん (@angela_fond) February 15, 2020
豪華客船、屋形船、タクシーに共通するワードは何だろうと考えたら…「貸し切り」だよね。つまり①密室で②特定多数(顔見知り)が③一定時間同席して④軽い交流(会話、会食、握手、お金のやりとり等)がある空間と。まずは、そのシチュエーションを避けることから。マイ予防。
— 指南役 (@cynanyc) February 15, 2020
感染経路が分かっただけでも、まだ対策のしようがあるのが救いではないでしょうか。
和歌山県のように、どこからの経路か分かっていない方が怖い気がします。
この屋形船の新年会に参加した10名が肺炎の症状をうったえており、その新年会は1ヶ月前の事なので、もう感染は広まっているという頭で動く事が大切だと考えます。
#コロナウイルス
東京で新たに2人感染(´;ω;`)
タクシー運転手の屋形船での親睦会での屋形船の店員さんとタクシー会社の仲間みたいです。濃厚接触者らしいですね(´;ω;`)
屋形船には70人くらい乗ってたそうですが(´;ω;`)パンデミックという言葉が頭をよぎる……。 pic.twitter.com/p9gAqG7C9R— ぱたやまぱたすけ (@DxLZixDGOjvndiO) February 14, 2020
最後までご覧いただきありがとうございました。